三重県鈴鹿市の伝わる話し方講師 浜田果歩です。
話したことが、相手にしっかりと伝わっていなくて、
「私は、ちゃんと話したのに、何で聞いてくれていなかったの?」
そんな風に思ったことはありませんか?
私たちは、自分の話が伝わらなかったことを、つい聞き手のせいにしてしまいがちです。
ですが、話は、自分が伝えたいことがあるから話すのです。
ですから、話を聞いてくれる人が聞きやすいように、話し手が努力する必要があります。
聞き手が聞きやすい話をするためにしなければならないこと。
それは、「相手目線」で、話をすることです。
自分が聞き手だったら、どのように話してもらうと聞きやすいか。
そのことを意識して話します。
例えば、小さい声でモゴモゴ話していたら、どうですか?
「はっきりと大きな声で話して欲しい!と思いますよね。
自分の知らない言葉で話されたら、
「もっとわかりやすい言葉で話して!」と、思います。
ダラダラと、まとまりのない話だったら、
「要点をまとめてから話してよね!」そのように思うでしょう。
私たちは、何かをする時には、自分目線での言動になりがちです。
ですが、今の自分と相手の立場が逆転することは、しょっちゅう起こります。
今日は、自分がお客様だけれど、明日になれば仕事で接客をする。
今日は、患者として病院に行くけれど、明日は、病院で看護の仕事をする。
今は、取引先から注意を受けているけれど、会社では、部下に注意をする立場になる。
今は、自分が話を聞いてもらっているけれど、次は、自分が聞き手になる。
社会は、この繰り返しです。
子どもを誉めたり叱ったりしている大人も、子ども時代に大人から誉めてもらったり、叱られたりしてきました。
私たちは、意識さえすれば、いつでも、相手目線になる ということができるのです。
相手目線になれば、自分が気を付けなければならないことが、自ずとわかります。
話し方も、もちろんそうです。
自分が聞き手になった時に、聞きやすい話し方とは、どんな話し方なのか。
話す技術ばかりを身につけても、根本的な「相手目線になる」という気持ちがなければ、
聞き手が、受け取とりやすい話には、ならないのです。
話す技術は、勉強すれば身につけられます。
しかし、相手の立場に立つという気持ちは、日頃から意識していないと、ついつい自分本位の話し方になってしまいます。
言葉は、あなた自身を表すものです。
あなたの独りよがりな言葉や話し方は、ともすれば、あなたの評価を落としてしまうこともあります。
自分では気付かないうちに、そんな残念なことにならないよう、
常に、相手目線で周りを見られる余裕のある素敵な大人でいたいですね。
「相手目線」で話す時のポイントは、「話し方ベーシックコース」「1DAY伝わる話し方レッスン」「土日短期集中コース」で
しっかりとお伝えしています。
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