三重県鈴鹿市の伝わる話し方講師 浜田果歩です。
「伝えたいことはあるけれど、上手く伝わっていない気がする」と、レッスンにお越しになる方は、よくいらっしゃいます。
実際に、ご自分がいつもしているように話していただくと、ほとんどの方に、
「それで、一番言いたいことは何ですか?」と、質問をすることになります。
言いたいことがありすぎて、あれもこれもと入れてしまい、結局は、何が言いたかったのかわからなくなってしまっているのです。
話をする時は、まず、結論を明確にしましょう。
今から自分は、「このことについて話します」というものを、はじめにしっかりと決めておきます。
話のゴールを決めて、そのゴールにたどり着くために必要なものは何か?つまり、その結論を導くために必要な説明は何かを考えます。
もし、伝えたい説明の詳細が沢山ある場合は、結論を導くために最も効果的なものだけを使うようにしましょう。説明部分が多くなりすぎると、内容のまとまりがなくなったり、結局同じ事を何度も言っていたり、というわかりづらい話になります。
また、説明には、できるだけ実例をつけます。実例は、話し手の言う意味を一番具体的にイメージできるからです。
もし、結論が自分でもはっきりしない場合は、まず、自分の言いたいことに関しての実例をあげてみます。そうすると、その実例から結論を導き出すことができます。
伝わる話をするためには、自分自身で「一番伝えたいこと」つまり話ゴールを意識しながら話すことを忘れないようにしてくださいね。
話し手が何が言いたいのかわからない話が、伝わるわけはないのです。
「1DAY伝わる話し方レッスン」では、基本的な話の構成法までを、1日で習得いただけます。次回は、2019年1月26日(土)開催です。
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