接客用語「ワインになります」
接客用語「ワインになります」
三重県鈴鹿市の伝わる話し方講師 浜田果歩です。
昨夜は、素敵な女性達との食事会でした。
そこで、注文した飲み物を運んできてくれる20代の男性スタッフが、
「こちらワインになります」 「こちらビールになります」
と、言いながら飲み物を出してくれました。
カフェでも「こちらコーヒーになります」と、出していただくことがよくあります。
この「○○になります」という言葉。気になる方も多いのではないでしょうか。
「~になる」は、変化する時に使う言葉です。
「ワインになります」では、今、目の前にある物はワインではなく、これからワインに変化するという意味になります。
実際は、ワインなのですから、「こちらワインでございます」が正解です。
「~になる」は、「~にあたる」「~に相当する」という意味でも使われます。
例えば、「こちらは、私の伯父になります」という使い方ですね。
「伯父という関係に当たる」 という意味で使います。
この意味で言うと、そのお店のオリジナルドリンクを
「こちらイチゴのカクテルになります」というように使うのは、
「当店では、これをイチゴカクテルと呼んでいる」ということで、間違いとは言えないですね。
けれど、見るからにワインとわかる物であれば、「ワインに相当する」という使い方はできません。
「ワインです」というより、「ワインになります」の方が丁寧に言っているように思うかもしれませんが、「いつワインに変わるの?」と突っ込まれないように、気をつけてくださいね。
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