お客様へのご案内文「健康に気を付けて」

お客様へのご案内文「健康に気を付けて」

話し方で人生を変える!!

魅せ方話し方講師 浜田 果歩です。

知人からお客様への案内文の添削を頼まれました。
文末に「皆様も健康でおられることをお祈り申し上げます」と、ありました。
とても丁寧に気遣って書かれたようですが、ちょっと違和感が。
「おられる」には、賛否あって、
「おる」は、「いる」の謙譲語なので、相手には使えない。
それに、尊敬の助動詞「られる」をつけるのは間違いと、いわれます。
ただ、関西では、「いる」を「おる」
と言うので、そのまま敬語にすると「おられる」になります。
紛らわしい場合は、使わない方が良いですし、「健康でおられる」は、一般的ではないですね。
ここは、通常の目上の方の体調を気遣う言葉、
「どうぞくれぐれもご自愛くださいませ」
で、良いですね。
ご自愛は、体調に気をつけるという意味ですから、「お身体」は、つけません。
また、ご自愛は、書き言葉ですから、話す時には
「体調には、くれぐれもお気をつけになって下さいませ」
と、言いましょう。
どうぞ皆さまくれぐれもご自愛くださいね。
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