「靴が売っている」って言いますか?
「靴が売っている」って言いますか?
話し方で人生を変える!!
話すことのストレスをなくす 魅せ方話し方講師 浜田果歩です。
会話をしていると
「靴が売ってる」「服が売っていた」
という言葉を耳にすることがあります。
あなたは、このような言い方をされますか?
会話の中では、使っているという方も結構いらっしゃるのかなと思います。
私は、日常会話では
「靴、売ってるね」
と、言うことがよくあります。
本来なら、
「お店で靴を売っている」ですが、店頭でわざわざこのように言うこともあまりないので、言うなら
「靴を売っている」になります。
この「を」を省略して話しています。
私のような方も多いのではないでしょうか。
「靴が売っている」の「が」は格助詞で、名詞の後ろにつく場合は、言葉の意味を補足したり、名詞を主語にしたりします。
「靴が売っている」という言葉は、
このように文字で見ると、普段話す時は使っていても、違和感を覚える方がいらっしゃるのではないでしょうか。
「靴が○○を売っている」
という文であれば表現としては違和感がなくなりますが、実際にこういう状況はあり得ないので
「店員さんが靴を売っている」になりますね。
または、
「靴が(お店で)売られている」
となります。
「本が売っている」
「花が売っている」
も同じですね。
はなし言葉で聞くと、それほど違和感がないかもしれませんが、
「靴が売っている」は、本来正しい使い方ではありません。
話す時は、スッと聞けてしまいますが、
文章で書く時には、絶対に使わないように気を付けていただきたいと思います。
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