自分のエゴで話さない
自分のエゴで話さない
人間力向上トレーナー濱田悦子です。
話には目的があります。
目的のない話は、独り言だけです。
話の目的は、例えば
・人間関係を作りたい。
・情報を伝えたい
・協力をしてもらいたい
などです。
人間関係を作るには、会話や雑談をし、相手に親しみをもってもらったり、「楽しい時間だった」と感じてもらう。
情報を伝えるには、報告・説明をし、相手に自分が伝えたいことを確実に理解してもらう。
協力を得るには、説得することで、相手が納得して動いてくれるようになる。
このようになった時、目的が達成されたと言えますね。
そうなるために、話す時には、
何のために話すのか?
という目的を意識して話すことが必要です。
そして、これらの目的が達成された時が、
「良い話」になるのです。
自分がいくら「今日は、良い話ができたな~!!」と思っても、
話の目的が達成されていなければ、つまり、相手に自分の言いたいことが伝わっていなければ、「良い話」には、ならないのです。
話が伝わったかどうか、その効果を決めるのは、いつも聞き手である相手です。
話す時の主役は、常に相手なのです!
話す時は、自分が言いたいこと、話したいことを一方的に話すのではありません。
話す時には、
相手が知りたいことを
相手が理解しやすい順番で
相手の頭の中に自分と同じ絵が描けるように 伝えます。
例えば、初対面の人と人間関係を築きたいなら、
相手が知りたいだろうと思うことを、自分から話します。
まずは、自分の名前やどこから来たか。
また、その場面にもよりますが、
職業や、自分が普段していること、または、特技や趣味など、
ここで気を付けたいことは、
一文を短くするということです。
長くダラダラと続く話は、聞き手が頭の中で整理することができず、とてもわかりにくいです。
また、人は誰でも長い話は聞きたくありませんよね。
自分ばかりが話して相手をずっと聞き役にしていては、
「よく喋る人だな」という印象しか残りません。
短く話して、相手が自分のことを話せるようにしましょう。
どんな時も、
自分をアピールしたい!
自分の話を聞かせたい!!
というエゴは手放しましょう。
常に「相手目線」で、
相手の頭の中に同じ絵がイメージできるように、
「相手がわかりやすいように話そう!」
と思ってくださいね。
話し方の基本を短時間で押さえる