大学生のマナー講座
大学生のマナー講座
保育士を目指す大学生さんに向けてのマナー講座。
今年は、春に2年生、そして今回は1年生にマナーの基本をお伝えしました。
こちらの大学も、年々、学生さんが増えています。
保育士を目指す学生さんが増えることは、とても嬉しいことですね。
社会人経験のある方も在籍されていますが、今回は研修担当の方からとても嬉しいお話を伺うことができました。
前回の研修後、社会人経験のある学生さんが
「今まで、会社で何回もマナー研修を受けてきましたが、今回の研修が一番聞きたい内容でした!」
と、仰っていたとのこと。
実際に社会人として仕事をされていた方が、本当に必要だと感じる内容であったということは、とても嬉しいことです。
私の研修では、何一つ難しいことはお伝えしません。
そして、耳で聞いていて、誰もがわかる簡単な言葉しか使っていません。
もっと言えば、小学生に向けて話していることと内容は同じです。
どういうことかと言えば、
誰もができていて当たり前のことだけれど、本当にできている人がとても少ない、基本中の基本を伝えているのです。
その真髄は、「相手の立場に立って物事を考えて行動する」という
相手目線での言動です。
自分目線で、自分のことばかり考えている人、あるいは、自分の思い込みでの言動は、社会では通用しません。
必ず、周りの人と軋轢が生まれます。
人と良いコミュニケーションを取るためには、自分の勝手な思い込みや自分よがりでの言動をしないことが大事なのです。
相手目線というのは、自分の意見を言わずに相手に迎合することではありません。
自分の意見は言って良いのです。
ただ、自分の気持ちを一方的で言うのではなく、相手の立場や思いを考えてから言葉にする必要があります。
そういう姿勢を常に持てるようになることが、マナーの心を持つということなのです。
マナーの形、つまり所作ばかり気を付けても、そこに相手を思う気持ちがなければ、それは相手に見透かされます。
本当のマナーの心を持つことが、良い人間関係を作るためには必須です。
マナーの心、相手を思う気持ちを形に表したものがビジネスマナー。
マナーのある人は、どんな場所でも、どんな人からでも受け入れてもらえやすくなります。
相手を思う心があってこそ、自分自身を気持ちの良い環境に置くことができるのです。
学生さんたちには、そんな重要なマナーの心とその表し方をお伝えしています。
マナー・コミュニケーション研修は㈱ブライトブーケで承っております。