正義感で敵を作ってしまう人

正義感で敵を作ってしまう人
会うと元気をもらえる方って、いますか?
話しているだけで心地良かったり、
何気ない言葉で勇気をもらえたり、
何となく温かい気持ちになれたり、
そんな方には、何度でも会いたくなりますよね。
でもその反対の方もいます。
できれば、あまり会いたくない人・・・・。
例えば、
自分の考えを押し付けてくる人。
相手の気持ちを考えない一方的な話し方をする人。
そういう方は、どうしても周りの人から敬遠されがちです。
そのことに本人は気づいていなくて、
「自分の言っていることは正しい」と思い、理詰めで話をするのです。
気になった方が、
「あなたの言うことはわかるけど、もう少し言い方に気を付けた方がいいよ」
と、教えてくれても、自分では、正しい!と思っていることを言っているので、
「私、本当のことしか言ってないですよね。何か私間違ってますか?」
と、まったく受け付けない。
そしてまた、「私の考えっておかしいですか?」
と、自分の正しさを周りの人に確認したりします。
言っていることは正論なので、周りの人も
「あなたの言ってることは正しい」と、言うしかないのです。
そうすると、「自分は正しいのに、何であの人は聞いてくれないのか?」と
余計にその人に対して厳しい態度をとることになります。
これは、常に、「自分の考えが正しい!」と思っている人がやってしまうこと。
自分の考えこそが正しい考えであり、世の中の人も同じように思っているのが当たり前!という思い込みがあるのです。
自分の思い込みにとらわれているので、自分とは違う相手の思考に✖印をつけてしまうのですね。
でも、人は、みんな考え方はそれぞれです。
道徳的に正しい、正しくないはありますが、同じ物事に対しての見方は、それぞれ違って良いのです。
「私、何か間違ってる?」
「これって、当たり前だよね!」
「こういう時は、こうするのが普通だよね!」
こういう言葉をよく言う人は、自分の思い込みの枠にとらわれやすい人です。
それが決して悪いというわけではありません。
人には、本能的に自分を守ろうとする自己防衛心が備わっているので、自分が安心安全に感じるように過ごしたいと思うものだからです。
でも、あまりにもその意識が強すぎると、何が何でも自分の考えを貫こうとし、人から指摘されると、反射的に「自分は正しい」「自分は変わるまい」という姿勢を固辞してしまうのです。
この時は、究極の自分目線で物事を判断しています。
だから、相手の立場や立ち位置を考えることなく、「あなたは間違っている!」と決めつけるのです。
そうすると、当然、イラっとして相手に「間違っている」ということを伝えたくなります。
この時、自分では、イラっとする感情を抑えているつもりでも、自然と表情がきつくなっていたり、言葉がきつくなっていたり、行動が荒っぽくなっていたり・・・。
感情を抑えることは難しいですからね。
そうすると、言われた相手も同じように
「でも私だって・・・」と自分の正当性を訴えたり、
あるいは、怖くて何も言えなくなる方もいるでしょう。
自分が正しい!という思い込みは、怒りの感情を生み出すことになってしまいます。
もし、自分が周りから受け入れられていないと感じることがあったり、あなたが話した時に相手の表情が曇ることがある場合は、自分の言葉や表情、態度を振り返ってみましょう。
そして、言葉を出す前に、一度頭の中で考える癖をつけましょう。
思ったことを即、ストレートに言葉にするのではなく、
「今、自分が正しいと思っていることは、相手にとっても正しいのか」
「どのように伝えると、相手が受け取ってくれやすいのか」
一旦、考える癖をつけましょう。
あなたの言葉を受け入れられなくても、なかなか、人は教えてくれません。
「この人、苦手だな」と感じたら、黙って離れていきます。
自分が正しい!!という自分の正義を振りかざすたびに、どんどん人はあなたの周りからいなくなります。
嫌な人と付き合わなくていいから楽になった~!
と思うかもしれませんが、あなたの力になってくれる人もその分、減っていくのです。
わざわざ、味方を減らす必要はないですよね。
人間関係がうまくいかないと思うなら、自分がいつもどんな言葉を使っているのか、どんな表情で態度で伝えているのか、ちょっと考えてみてくださいね。
自分の考えに固執し過ぎないこと。
自分の思い込みには注意しましょう。