丁寧な言葉を遣うだけで安心していませんか
丁寧な言葉を遣うだけで安心していませんか
話し方で人生を変える!
話すことのストレスをなくす魅せ方話し方講師 浜田果歩です。
ビジネスマナーや話し方の研修をさせていただくと、
「敬語って難しいですね」
「間違った言葉の使い方をしていました」
「NGな言い方をしていました」
と、いうような感想はよくお聞きします。
先日は、
「言葉遣いを正しくすることばかりを気にしていましたが、そうではないことに気が付きました」
と担当の方が仰いました。
接客や電話応対では、
正しい言葉を遣う。
相手から好感をもってもらえる言い回しをする等、
敬語や肯定的な話し方をすることには、皆さん気を付けようと思われます。
けれど、その言葉を
どのように表現すると相手に気持ちが伝わるのか?
というところまで、気を配れる方はほとんどいません。
丁寧な言葉を使っても、
無表情で淡々と話したら、言葉が丁寧な分、余計に冷たさを感じさてしまいます。
敬語には、相手との距離感を取る という働きもあるからです。
夫婦喧嘩をすると、急に敬語になるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
他人行儀な丁寧な言葉で、相手との距離を遠くしているのです。
仕事において、丁寧な言葉を使うことはもちろん基本です。
ですが、言葉を丁寧にするだけ、言い方を変えるだけでは、必ずしも相手から感じ良く思われるわけではありません。
言葉にきちんと気持ちを込めましょう。
「ありがとうございます」なら、有難い気持ちを言葉に込める。
つまり、表情で、そして全身で「ありがとうございます!!」
という気持ちを表さないと伝わらないのです。
言葉を変えただけで安心しないこと。
気持ちの伝わる表現の仕方、話し方ができるようにしましょう。
そのためには、鏡を見て、自分の表情を姿勢を確認しながら話してみるようにしてください。
そして、話している声を録音して、自分が聞き手として感じ良く聞こえるかどうか確認をしてくださいね。
丁寧な言葉、感じの良い言い回しは、その気持ちを込めてこそ本当に感じ良くなるのです。
相手が素直にあなたの気持ちを受け取ってくれる話し方を、
ぜひ、身につけてくださいね。
7月土曜日開催します。